
2025.03.25
雨漏りしたコロニアル屋根の部分修繕工事 こんにちは。街の屋根やさん土浦店です!今回は、かすみがうら市にある一軒家で施工した、強風被害により雨漏りしてしまったコロニアル屋根の補修工事についてご紹介します☺ 強風により、賃貸物件として出している一軒家の屋根が壊れてしまった棟板金が飛ん…

今回のご依頼は、行方市にお住まいのお客様宅。ご紹介くださったのは、いつもお世話になっている業者さんです😊
お客様は「屋根だけの塗装をお願いしたい」とのご要望でしたので、さっそく現地調査へ。建物は2003年築の三井ホームの平屋建て。しっかりした構造の建物ですが、屋根材にはモニエル瓦が使われており、築20年以上ということもあって劣化が見られました。
屋根材はモニエル瓦と呼ばれる厚型スレートの一種。セメントを主成分とし、着色スラリーとクリアーで仕上げられた独特の素材です。
モニエル瓦の塗装には専門的な知識と塗料の選定が不可欠。なぜなら、表面に残っているスラリー層が塗料の密着を妨げるからです。
現地では、紫外線による色あせ・表面の粉化(チョーキング)・コケの付着など、明らかな経年劣化が確認されました🍃
このまま放置しておくと、さらに吸水しやすくなり、瓦の割れや雨漏りの原因になってしまいます。
まずは仮設足場を設置し、安全かつ確実な作業環境を整えます。
洗浄後には、ひび割れていた箇所の補修作業を丁寧に行いました。補修には弾性のある補修材を使用し、再び割れにくいよう仕上げます。
その上で、下塗りを2回塗布。モニエル瓦は非常に吸い込みやすい素材のため、1回では不十分なことが多いのです。
今回は専用の下塗り材を使い、吸い込みを抑えながら、しっかりと塗料がのる下地を整えました💪
通常、上塗りは2回で仕上げますが、今回のモニエル瓦は下地の吸い込みが激しく、2回塗ってもまだ色ムラやツヤ不足が目立ちました。
そこで、お客様にご相談の上、上塗り3回目をサービスで実施。ここまでやって、ようやく美しく均一な仕上がりにたどり着きました✨
塗料は、耐候性・防カビ性に優れたラジカル制御型塗料を使用。長持ちする塗膜で、屋根の劣化をしっかり防ぎます!
モニエル瓦の屋根は、見た目は瓦でも実際はスレートに近く、施工ミスが起きやすい素材です。
特に「一般的な瓦と同じ塗装方法」で施工してしまうと、密着不良や早期の剥離を招くことも…!
私たちは過去にも多数のモニエル瓦の塗装実績があり、適した下塗り材や施工方法を熟知しています。
屋根塗装をご検討中の方は、素材に合わせた工法を提案してくれる専門業者を選ぶことが大切です。
築20年を過ぎると、モニエル瓦は目に見える劣化が進行しはじめます。
特に下記のような症状がある場合は、早めのメンテナンスをおすすめします。
色あせや粉ふきが目立つ
コケやカビが発生している
屋根の一部がひび割れている
雨の日に天井にシミが出てきた
気になる症状がある方は、点検だけでもお気軽にご相談ください🌱
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