
2025.05.19
中古アパートの資産価値を高める!~かすみがうら市で外壁塗装 かすみがうら市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん土浦店です。今回の現場ブログはかすみがうら市にある中古アパート外壁塗装の作業様子をお届けします! 中古アパートを購入して運用する際、最も気になるのが建物の状態ではないで…

石岡市にお住まいのお客さまより、「子どもが外壁にボールをぶつけてしまい、一部が壊れてしまった」とお問い合わせをいただきました。
現地で状況を確認したところ、破損した外壁の他にもシーリングや屋根の漆喰、玄関横の柱などの劣化が確認できました。
せっかく足場をかけて工事をするならと、「この機会にしっかり直しておこう」とご決断されたお客様。お子さまのちょっと苦い失敗が、家の機能性を高めることにつながりました!
工事の様子を、くわしくご紹介します。
その他にも、外壁の目地(つなぎ目)のシーリングが剥がれていたり、木の部分が色あせて傷んでいたりと、細かな劣化が見られました。
また、屋根瓦の間に詰められている漆喰が細くなり、剥がれてきている部分もあるようです。
ボールで傷ついた外壁だけでなく、全体の補修をこのタイミングで行うことが良いと判断し、お客さまにご提案したところ、費用や施工内容にもご納得いただくことができました。
後日、さっそく施工を開始します!
最初に行うのは、家のまわりに足場を組む作業です。
その後、高圧洗浄で建物に付着した汚れやホコリを洗い流します。高圧洗浄は外壁をきれいにするだけでなく、余分な汚れを落として下地材をつきやすくすることも、目的の1つなんです。
今回のお宅の屋根に使われていたのは「瓦」です。
瓦と瓦のすき間には漆喰(しっくい)という白い材料が詰められていて、これが劣化するとそこから雨水が入ってしまうおそれがあります。
今回の住まいの漆喰も劣化が進んでいたので、補修を行いました。
屋根の上は普段見えない部分ですが、ここをきちんと直しておくことは「安心して長く住める家」にする上で、欠かせないポイントなんです。
外壁の板と板のすき間には、シーリング(またはコーキング)という柔らかいゴム状の素材が入っています。
これは雨水が壁の中に入らないようにするための大切な部材です。
時間がたつとこのシーリングはカチカチに固まったり縮んだりして、すき間ができてしまうことがあります。
そこで今回、すべての古いシーリングを撤去し、新しいシーリング材「アステックシール2000」に打ち替えました。
接着力を高める「プライマー」という下塗り剤を使ってから、しっかりと密着させています。
シーリングの交換が終わったら、次はクラック(ひび割れ)補修を行います。
外壁には、年数が経つと目立たない細いヒビが入ってしまうことがあります。これを放っておくと、そこから雨水が入り込み、壁の内部が傷んだりカビの原因になったりすることもあります。
今回は、外壁全体をしっかりと確認し、ヒビが入っている部分には専用の補修材を注入して、ていねいに埋めていきました。
外壁には、アステックペイントの「超低汚染リファイン2000MF-IR」という高性能な塗料を使用しました。
この塗料は雨水で汚れが流れやすく(雨筋汚れがつきにくい)、それでいて紫外線にも強いため、色あせがしにくい点が特徴です。また遮熱効果もあるため、室温を快適な状態に保つことにも役立ちます。
外壁は3回に分けて、「下塗り(下地を整える)」「中塗り(色をのせる)」「上塗り(色と保護)」と塗り重ねていきました。
ていねいに塗ることで、新築のような見た目に生まれ変わります!
外壁塗装の途中に発生する、こうした溝を埋める工程も、慎重に進めていきます。
「軒天(のきてん)」とは、屋根の裏側にある、外壁より少し出っ張った部分の天井のことです。
この部分は、外から見ると意外と目につく場所でありながら、湿気がたまりやすく劣化しやすい場所でもあります。
また、建物の中と外の温度差で結露ができたり、雨風の吹きこみによって、カビや腐食が起きやすい場所でもあるため、しっかりとした対策が必要です。
今回の工事では、軒天の表面に傷みや汚れがあったため、一部を補修したうえで塗装を行いました。
使用した塗料は、防カビ・防水性に優れた専用の材料。見た目がきれいになるだけでなく、湿気やカビから家を守るためのコーティングとしての効果もあります。
外壁と合わせて、住宅の「付帯部(ふたいぶ)」も塗装しています。
付帯部とは、外壁や屋根以外の塗装が必要になる部分のことです。付帯部を整えることは、家の美観が良くなるだけでなく雨風から家を守ることにもつながります。
今回の施工でも付帯部のサビや汚れをしっかり落としたあと、ていねいに塗料を重ねていきました。
玄関まわりは、家の第一印象を決める大切な場所です。その中でも、玄関の横にある木の柱(支柱)は、外からも目につきやすいポイントとなります。
今回の工事では、この木柱の塗装も行いました。
日差しや雨にさらされて、色あせや乾燥によるヒビが目立ち始めていたため、きちんと下地を整えたうえで、防腐・防水性に優れた塗料を使用して仕上げています。
最後に、ベランダの床に防水塗装を行いました。
ベランダは雨水がたまりやすく、劣化すると雨漏りの原因になります。今回は専用の防水塗料を重ねて塗ることで、水を通さない塗膜をつくりました。
塗るタイプの防水はつなぎ目がなく、ヒビにも強く、表面が劣化しても塗り重ねて再施工できる点が魅力です!
すべての工事が無事に終わり、傷んでいた部分がすっかりきれいに生まれ変わりました。
お子さまの何気ない失敗から始まった今回の工事でしたが、結果的に屋根・外壁・ベランダまで、家全体をまるごとメンテナンスできた良いタイミングだったのだと思います。
外壁の小さなキズや屋根の見えない劣化は、大きなトラブルになる前に直すのがポイントです!
私たち街の屋根やさん土浦店では、「何か壊れてしまった」「古くなってきたかも」と思ったとき、気軽に相談できるパートナーとして、しっかりとサポートしています。
点検・ご相談は無料です。「このくらいで相談していいのかな?」という小さな心配でも、お気軽にご連絡ください!
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