現場調査

現地調査では、目視によるチェックに加え、サーモグラフィーカメラを使用して詳細な診断を行いました🔍。

現場調査の結果、以下のような外壁の劣化が確認されました🔍：

今回の外壁はリシン吹付仕上げで、表面にコケの付着や全体的な色褪せが目立っていました。また、複数箇所にクラック（ひび割れ）も確認されており、防水性の低下が懸念される状態です💦。

このまま放置すると、雨水の浸入や外壁内部の劣化、さらには雨漏りのリスクにもつながるため、早めの補修と再塗装が必要な状態です。

外壁材がリシン吹付仕上げだったため、表面に微細なヒビやクラックがあっても一見では発見しにくい状態。しかし、サーモグラフィーによって温度変化を可視化することで、内部に水分が浸入している箇所や、隠れた劣化部分を特定することができました🌡️。

このように、目視では気づけない劣化を早期に発見することで、必要な補修を適切に行い、建物を長く守ることが可能になります💪。
特に雨漏りの原因は、表面ではわかりにくいケースも多いため、こうした調査はとても重要です！

工事開始

足場には台風対策をしっかりと施しました🌪️🔧

強風に備え、シートをたたんで風の影響を最小限に抑えたり、補強を行うことで、万が一の天候の変化にも対応できるようにしました。
作業の安全性はもちろん、近隣への影響も考慮した安心の対策です

養生作業では、窓や玄関、植栽などの塗装を行わない部分をビニールシートやマスカーで丁寧にカバーしました🛠️✨
エアコンには専用のカバー使用しています。工事中はエアコンは使用できるようにしています。
塗料の飛散を防ぐだけでなく、施工後の仕上がりを美しく保つためにも重要な工程です。

また、近隣への配慮として、周囲への塗料飛散防止対策も万全に対応しております😊。

外壁塗装では、リシン吹付の外壁に適した施工を行うため、下塗りには微弾性の下塗り材を使用しました✨。

微弾性塗料は、リシン壁に多く見られる細かなヒビ（ヘアクラック）を埋めながら下地を整えてくれる特性があり、塗膜の密着性を高めながらも柔軟性を保つことができます💡。

この下地処理により、上塗り塗料がしっかりと定着し、美観と耐久性を兼ね備えた仕上がりになります😊。

外壁塗装では、既存のリシン吹付仕上げに合わせて、同様の質感を再現できるリシン対応の塗料を使用しました🎨。細かな凹凸のあるリシン壁は、塗料の選定や施工方法に注意が必要ですが、風合いを損なわず、美しく仕上げることができました✨。

また、軒天も外壁と同じリシン仕上げだったため、色や質感を統一することで、建物全体に一体感のある美しい外観となりました😊。

外壁塗装とあわせて、雨樋の塗装も丁寧に行いました🎨。

雨樋は紫外線や雨風の影響を受けやすく、放置すると色褪せやひび割れ、劣化が進行してしまいます💦。
そこで、塗装前にケレン（目荒らし）を行い、塗料の密着性を高めたうえで、耐候性の高い塗料を使用して塗装しました。

破風板は木製だったため、塗装にはキシラデコールを使用しました🌲✨

この塗料は、木の呼吸を妨げずに浸透し、防腐・防カビ・防虫効果を発揮します💪。
表面を覆い隠すのではなく、木目の美しさを活かしながら自然な仕上がりにできるのが特長です。

耐久性を高めつつ、木材の風合いを大切にした仕上がりになりました😊

鉄部である水切り部分には、まずケレン作業でサビや汚れを落とし、
その後、錆止め塗装→上塗りの順に丁寧に施工しました🔧✨

こうした細部の処理は一見目立ちませんが、全体の仕上がりを引き締める重要な工程です。
建物全体がグッと引き締まり、メリハリのある美観に仕上がりました😊

工事完了

材料紹介