かすみがうら市漆喰取り直し,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 漆喰取り直し,屋根材(瓦)

施工期間: 約4週間（全行程）

使用材料: 漆喰

築年数: 約20年

現地調査にお伺いしました

かすみがうら市のお客様より、台風がきっかけで雨漏りに気付かれ、街の屋根やさん土浦店・霞美装にご連絡をいただきました。

雨漏りの原因となったのはトイレ近くの換気口でした。

外壁と換気口の間に隙間が空いており、台風による強風と雨で室内の雨漏りに気付かれました。

現地調査をおこなうと、メンテナンスフリーで何も心配ないと思われていた陶器瓦に注意点がみつかりました。

まずは現地調査の様子からご紹介していきます。

現地調査開始

高所カメラで屋根の様子を撮影し、お客さまにもご確認をいただきました。

屋根のてっぺんの棟を支える漆喰が痩せています。

漆喰は雨風に晒されて表面が劣化していきます。

劣化した漆喰部分に雨水が入り込むと、雨漏りに繋がってしまいます。

かすみがうら市の現場では屋根からの雨漏りはありませんでしたが、漆喰が痩せて棟が崩れてしまうと大変です。

漆喰は定期的にメンテナンスをおこないましょう。

かすみがうら市の陶器瓦には割れが見つかりました。

飛来物による瓦の割れは珍しいものではありません。

特に台風などの強風では、小石や枝などのほか、看板なども飛んでくる可能性があります。

小さな小石でも強風で飛んでくると衝撃で写真のような瓦の割れが起こってしまいます。

台風被害の場合は家の火災保険が使える可能性がありますので、保険の範囲を確認していきましょう。

瓦の浮きと欠けも見られました。

浮きは瓦割れを直すときに一緒に見ていきます。

小さな欠けは現時点では問題にはならないので、様子見でもいいでしょう。

陶器瓦の汚れです。

メンテナンスフリーといわれる陶器瓦ですが、苔などの汚れの付着は避けられません。

かすみがうら市現場の陶器瓦も汚れています。

こちらは外壁塗装の前におこなう高圧洗浄で一緒に綺麗にしていきます。

現地調査終了後は、報告書とあわせて複数のご提案と一緒にお持ちしました。

漆喰の取り直し

棟漆喰の取り直しでは、古い漆喰を撤去して、新しい漆喰を施工していきます。

既存の漆喰が残っているのに、新しい漆喰を詰めてもすぐに剥がれてしまうためです。

古い漆喰を除去して、きれいに掃除をしていきます。

その後、新しい漆喰を細かい箇所まで隙間なく塗り、表面を綺麗にならして完了です。

これで痩せていた漆喰が、棟をしっかりと支える漆喰になりました！