
2025.09.12
石岡市で【付帯部塗装工事】軒裏や雨樋も丁寧にメンテナンス! 石岡市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん土浦店です。今回の現場ブログは石岡市の戸建て住宅で実施した外壁塗装工事の工程の中から、軒裏や雨樋などの付帯部塗装の様子をお届けします😊 ▲外壁塗装と付帯部塗装のご依頼を頂いた石岡…

土浦市にお住まいのお客様から、知人のご紹介を通じてお問い合わせをいただきました。
お話を伺うと、
「以前の台風や強風の影響で軒天の一部が落ちてしまった」
「基礎部分にもひび割れがあり心配」
といった具体的なお悩みをお持ちで、建物全体の劣化が進んでいるのではないかと不安を感じておられました。
そこで、まずは現地での詳細な調査を実施し、その結果を踏まえて補修・塗装を含めたご提案を行い、工事のご依頼をいただきました。
Q. どんなきっかけで相談される方が多いですか?
A. 多くのお客様は、「台風や強風で部材が落ちた」「外壁や基礎にヒビを見つけた」といったトラブルや異変に気づいてご相談されます。特に土浦市では強風の影響を受けやすいエリアもあるため、台風後の点検依頼が増える傾向にあります。
Q. 軒天が一部落ちたのですが、部分補修だけでも対応してもらえますか?
A. はい、部分補修だけの対応も可能ですが高所の場合費用がかさむ恐れがあります。。ただし、軒天の落下は建物全体の劣化のサインであることが多いため、念のため屋根や外壁も含めた点検をおすすめしています(調査は無料です)。
Q. 基礎のひび割れがあったら、すぐに直したほうがいい?
A. 髪の毛のような細かいヒビ(ヘアクラック)であればすぐに問題になることは少ないですが、幅が0.3mmを超えるひび割れや、水が入るような状態は早急な対応が必要です。雨水の侵入による構造部の劣化やシロアリのリスクもあるため、専門業者による判断が重要です。
Q. 知人からの紹介ではないのですが、相談してもいいですか?
A. もちろん大丈夫です。ご紹介以外のお客様からのお問い合わせも多数いただいておりますので、どなたでもお気軽にご相談ください。
Q. 調査や見積りには費用がかかりますか?
A. 調査・お見積りはすべて無料で承っております。内容にご納得いただいてからの施工となりますので、ご安心ください。一部見積のみのご依頼になりますとお断りすることがあります。
まずは現地にて現場調査を実施し、外観からでは分からない劣化の程度や材質の種類・状態を丁寧に確認しました。
また、調査中にはお客様のご要望も詳しくヒアリングし、気になっている箇所・ご予算・ご希望の仕上がりイメージを共有していただきました。
軒天部分は長年の風雨や湿気の影響で水を含み、歪みが発生しており、すでに一部が落下してしまっている危険な状態でした。放置しておくと、他の箇所にも被害が広がり、落下のリスクや雨漏りの原因となる恐れがあります。
基礎部分は爆裂(内部の膨張によるひび割れ)により、明らかなひび割れや欠損が複数箇所で確認されました。コンクリート内部の鉄筋が露出している部分もあり、早急な補修が必要な状態でした。
現場調査の結果をもとに、お住まいの状態や劣化の程度に合わせて、以下のような最適な施工プランをご提案いたしました:
軒天には、補修後、耐水性・防カビ性に優れた専用下塗り材を使用し、部分補修と2回塗りによる塗装プランを構成
基礎部分は、エポキシ樹脂を用いた爆裂補修と、保護仕上げ塗装を組み合わせた補強プランをご提案
工事内容だけでなく、費用面でもご安心いただけるよう、以下のポイントに配慮してご説明を行いました:
使用する塗料・補修材ごとの費用
各工程(補修・下塗り・上塗り・養生など)の費用構成
必要に応じて部分施工・全体施工の費用差もご提案
お客様のご予算に合わせたプランの選択肢もご用意
さらに、写真付きの診断報告書をもとに、「どこに」「どんな工事が必要で」「それにいくらかかるのか」を明確かつ丁寧にご説明。
不明点やご不安な点がないよう、費用についても何度でもご説明を重ね、しっかりとご納得いただいたうえで施工を開始しました。
まず、落下してしまった軒天部分を含め、傷んだ箇所を部分的に撤去しました。
その後、既存の下地に歪みや腐食がないかを点検し、必要に応じて下地材も補強・交換。新しい軒天材を既存サイズに合わせて加工・取り付けし、段差や隙間が出ないよう調整しました。
軒天の劣化・落下 Q&A
Q. 軒天が落ちる原因はなんですか?
A. 多くの場合、雨水や湿気の浸入による木材の劣化や膨張が原因です。特に経年劣化が進んでいるお住まいや、過去に台風・強風がなどがあった地域では、軒天が歪んだり、最悪の場合は落下する危険があります。
Q. 軒天の一部だけが落ちていても、補修は可能ですか?
A. はい、部分補修可能です。落ちてしまった箇所だけを撤去し、同じサイズ・素材で補修することができます。ただし、他の箇所にも劣化が広がっているケースが多いため、全体点検をあわせて行うのがおすすめです。
Q. 軒天が落ちていると雨漏りにつながりますか?
A. 放置すると、屋根内部や壁内部に雨水が侵入する可能性があります。軒天の破損をきっかけに下地材や断熱材が濡れて腐食し、雨漏りやカビの原因になることがあります。ので軒天部分だからと放置せず、ご気軽にお問い合わせください
補修作業では、落下してしまった軒天の箇所に合わせて、既存サイズぴったりに薄ベニヤ板を加工し、しっかりと取り付けました。
下地がない事がある為、ない場合は下地を取り付けて軒天を施工していきます。
周囲との段差が出ないように丁寧に調整を行い、ビスでしっかりと固定。その後、パテ処理で継ぎ目や釘頭を平滑に整えてから塗装に進みました。
こうした丁寧な工程により、見た目の違和感がなく、強度も確保された美しい仕上がりになっています。
パテ処理による表面整形
取り付けた薄ベニヤ板の釘頭や板同士の段差部分は、そのままでは凹凸が目立ち、美観や仕上がりに影響してしまいます。
そこで、パテ材を使用して釘頭を埋め、段差をなめらかに整形しました。
パテが完全に乾いたあと、表面を丁寧に研磨して平滑に仕上げることで、塗装後も段差や継ぎ目が目立たない美しい仕上がりになります。
パテ処理と下地調整が完了した後、軒天には軒天専用の防カビ・防湿塗料を使用して、上塗りを2回施工しました。
この塗料は、湿気の多い軒裏でも塗膜がはがれにくく、カビや藻の発生を防ぐ効果に優れています。特に台風や風雨の影響を受けやすい軒天部には最適な選択です。
2回塗りにより塗膜の厚みと均一性を確保し、耐候性・防水性が大きく向上。
仕上がりもムラなく美しく、建物全体の外観を引き締めるポイントとなりました。
このように、見た目の美しさと機能性を両立させた仕上がりを実現しています。
今回の現場では、基礎部分に**爆裂(内部の膨張によるひび割れ・欠損)**が確認されていました。
これは、内部の鉄筋が湿気や水分の影響でサビて膨張し、表面のモルタルを押し割ってしまう現象です。放置すると、構造的な強度の低下や雨水の浸入リスクが高まります。
補修には、高い接着性と耐久性をもつエポキシ樹脂を使用。
ひび割れや欠損部に対して、表面だけでなく深部までしっかりと樹脂を充填し、内部から強度を回復させました。
Q. 基礎の「爆裂」とは何ですか?
A. 「爆裂」は、コンクリート内部の鉄筋がサビて膨張することで、表面のモルタルがひび割れたり欠損したりする現象です。放置すると、内部の鉄筋がどんどん腐食し、建物の構造強度が低下するリスクがあります。
Q. 爆裂を補修しないとどうなりますか?
A. 爆裂部分からさらに水が侵入し、内部の鉄筋の腐食が進行します。これにより、ひび割れが広がったり、建物全体の耐久性が低下したりする恐れがあります。また、地震時などの耐震性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
Q. 爆裂補修にはどれくらいの費用がかかりますか?
A. 補修範囲や劣化の度合いによって異なりますが、部分的な爆裂補修であれば数万円程度から対応可能です。詳細は現地調査のうえで無料でお見積りをいたします。
エポキシ樹脂による爆裂補修が完全に乾燥した後、基礎部分にはノンシーラータイプの基礎専用塗料を使用して直接上塗りを施工しました。
この塗料は、下塗り(シーラー)を必要とせず、下地に直接塗装できる高密着タイプです。下塗り工程が不要なため、工期の短縮やコストの抑制にもつながります。
この塗装工程によって、単に見た目がきれいになるだけでなく、基礎コンクリートの表面を保護する塗膜が形成され、防水性が大幅に向上しました。
これにより、今後の雨水や湿気の侵入を防ぎ、再び内部にダメージが及ばないように保護する効果が期待できます。
また、外壁や建物全体との色調バランスを考慮した仕上がりにより、美観の統一感も保たれています。
軒天・基礎ともに、機能性と美観がしっかりと蘇り、お客様からはこんなお言葉をいただきました:
「不安だった部分がすべてきれいに直って、とても安心しました😊」
落下や爆裂など、住まいの“見えにくいトラブル”も、適切な処置で見違えるように改善されました。
今回のように、
軒天の落下や腐食
基礎のひび割れ・爆裂
といった局所的なお悩みや損傷にも、霞美装では一つひとつ丁寧に対応しております。
「これくらいなら大丈夫かな」と思って放置してしまうと、後々大がかりな工事につながるケースも少なくありません。
弊社では、無料の点検・お見積りを通じて、現在の状態を正確にご説明し、必要な範囲のみのご提案をいたします。
無理な営業は一切行っておりませんので、どうぞ安心してご相談ください😊
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