
2025.05.09
強風で屋根材が落下!?火災保険を活用して屋根を修復したいというご相談 土浦市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん土浦店です。土浦市にお住まいのお客様より、「強風で屋根材が隣の家に落下してしまい、火災保険を使用して修理をお願いしたい」とのご相談をいただきました💡台風や突風による屋…

「最近の雨の日、1階の天井にシミができてきて…。見にきてもらえませんか?」
小美玉市にお住まいのお客様から、そんな不安そうなご連絡をいただいたのは風の強い雨の翌日でした。
「結構横殴りの雨だったんです。普通の雨じゃなくて…だから余計に心配で」
そうお話しされるお客様。確かに天井の一部にうっすらと湿ったような跡が…。
雨漏りは初期症状の見極めが難しいので、すぐに調査を開始しました。
室内側の天井は、目視ではすでにシミが見られる状態。
そこで、赤外線カメラを使って中の様子をチェックすると、現在も水分が残っている反応が確認できました。
つまり、すでに雨水が侵入し始めていたということです☔
外側の屋根は高所カメラで撮影し、状態を確認。
「瓦が割れてたりしますか?」と心配されていましたが、瓦自体は問題なく健全な状態でした。
しかし、映像を確認していくと、棟の漆喰が劣化して剥がれかけているのがはっきり分かりました。
「えっ、瓦が割れてなくても雨漏りするんですか?」
これはとてもよくある質問です。実は、屋根の雨漏り=瓦の破損とは限らず、
今回のように、棟の漆喰部分が劣化して雨水が内部に入ってくるケースはとても多いのです。
瓦が丈夫でも、その下の防水層や漆喰が傷んでいれば、水は回ってきてしまいます。
「うちも築20年以上経つからなぁ…」とお客様も納得されていました。
調査中、お客様から「そういえば、外壁もちょっと心配で…」と追加のご相談をいただきました。
一緒に外壁の状態も確認させていただくと、目地のシーリング(コーキング)にひび割れや硬化が見られました。
「前に貼った人から、15年くらいで塗り替えた方がいいよって言われた気がするんですけど…もう18年くらい経ってて」
これはまさに、メンテナンス時期の目安を越えていた状態でした。
そこで、お客様に状況をご説明し、「外壁も塗装プランに入れてご提案させていただきましょうか?」とお伝えしたところ、
「お願いします!予算もあるので相談しながら…」とご快諾いただきました。
「ご予算はどのくらいをお考えですか?」と伺うと、
「できれば150万円以内で収まると助かります」とのご要望をいただきました。
そこで今回は、130万〜180万円の5つの塗装プランをご用意。
塗料のグレードや耐久年数、断熱・遮熱性能などを細かく比較できるようにして、
じっくりと検討していただけるよう資料を整えました。
お客様が選ばれたのは、130万円の標準プラン。
「もう70歳なのでね、そこまで高性能じゃなくても、ちゃんと直してもらえれば十分だよ」とのご判断でした。
ご契約後は仮設足場を設置し、まずは棟の漆喰の詰め直しからスタートしました。
屋根に登って近くで見ると、漆喰はボロボロと剥がれている箇所もあり、ここから水が浸入していたと断定できる状態でした。
既存の劣化した漆喰を丁寧に除去し、新しい漆喰をきれいに詰め直して防水性を復活させます。
見た目も白く整い、屋根のラインもくっきりと締まりました。
棟の漆喰補修が終わったら、次は建物全体の高圧洗浄を行います。
屋根・外壁・軒天・雨どいまで、長年蓄積されたホコリや藻、チョーキング(塗膜の劣化による粉化)などを、
強力な水圧で徹底的に洗い流す作業です。
「洗うだけでこんなに色が違うんですね!」と驚かれる方も多い工程。
この作業をきちんと行うことで、塗料の密着性が格段に高まり、塗装の持ちが大きく変わる重要なステップです。
続いて行うのは、外壁の目地(継ぎ目)部分のシーリングの打ち替え工事です。
今回は、既存のシーリングがひび割れ・硬化・隙間が目立っていたため、すべて撤去して打ち直しとしました。
特に今回注目すべきは、シーリングの中にある「ボンドブレーカー」の劣化です。
これは三面接着を防ぐために貼られている部材ですが、傷んでいると新しいシーリングの動きに対応できず、すぐにまたひび割れてしまう原因となります。
「こんなところまで見てくれるんですね…正直、素人には全然わかりませんでした」とお客様が驚かれていたのが印象的でした。
外からは見えない部分だからこそ、中の下地からしっかり確認し、安心できる施工を心がけています。
新しいシーリング材を打ち込んだあとは、適切な乾燥時間(オープンタイム)を確保する必要があります。
乾ききらないうちに塗装をしてしまうと、表面に気泡が出たり、密着不良で剥がれやすくなったりといった不具合が起きてしまいます。
そこで私たちは、シーリング打ち→養生(乾燥)→塗装という流れを守り、
しっかりと時間を確保してから次の工程へと進みます。
「きっちり順番を守ってくれるから安心ですね」と、お客様にも作業の丁寧さを感じていただけました😊
シーリングが乾いたら、塗装の本番に入ります。
まずは外壁以外の細かい部材、いわゆる付帯部(ふたいぶ)から塗装していきます。
軒天(天井部分)は防カビ性のある塗料で清潔感のある仕上がりに
破風板は紫外線の影響を受けやすいため、耐候性の高い塗料でしっかり保護
雨どいも色あせていたため、破風板と同色で美しく塗り替えました
見えづらい場所こそ、きちんと塗ることで仕上がりに「締まり」が出ます。
建物全体が引き締まった印象になり、お客様からも「まるで新築みたい!」とうれしい声をいただきました✨
付帯部が終わったら、メインの外壁塗装に移ります。
今回は、標準グレードのシリコン塗料を使用し、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り仕上げです。
外壁材や既存の塗膜の状態によっては、吸い込みが強いこともありますが、
今回は洗浄と下地処理をしっかり行ったおかげで、均一な仕上がりとなりました。
お客様も「最初に色見本で見たイメージ通り!明るくなった感じがしてうれしい」と満足そうなご様子でした😊
すべての工程が終わったあと、社内検査・お客様確認を経て、足場を解体して工事完了です。
仕上がったお宅を見て、「雨漏りが止まった安心感と、外壁のきれいさで気持ちも晴れました」と笑顔でおっしゃってくださいました。
「本当に、夜寝てても“また雨漏りしたらどうしよう”って思ってたので、これで安心して眠れます」
雨漏りは、建物のダメージだけでなく、心の不安も大きくするものです。
早期発見・正確な診断・適切な修繕と塗装で、お客様の不安を解消できたことをうれしく思います。
今回の小美玉市の現場でかかった費用は総額130万、雨漏り修繕費用はそのうち18万円でした🫡
「雨漏り修理をしてくれる業者をネットで探していたときに、事例がたくさん載っていて“ここなら信用できそう”と思ったんです」
今回のお客様が弊社を選んでくださった理由は、まさにその「雨漏りの施工実績」でした。
霞美装では、年間40件以上の雨漏り修理に対応しており、そのすべてを解決しています。
地道に積み重ねた経験が、こうして信頼のきっかけにつながったことは、スタッフ一同の励みになります。
天井や壁にシミがある
外壁の目地にヒビが入ってきた
雨が降ったあとに不安を感じる
そんな方は、雨漏りの前兆を見逃している可能性があります。
街の屋根やさん土浦店では、
✅ 赤外線カメラでの室内診断
✅ 高所カメラでの屋根チェック
✅ シーリングの打ち替えと補修
✅ 外壁塗装まで一貫対応
調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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