
2025.06.03
小美玉市で高圧洗浄を行いました!塗装工事の中で「高圧洗浄」は地味に見える工程かもしれませんが、実はその後の仕上がりを左右する重要な作業です。今回は小美玉市の現場で、屋根塗装前に行った高圧洗浄の様子を、工程ごとの写真付きで詳しくお伝えします。塗料の密着性を高め、耐久性を引き出すため…

石岡市のお客様は、当社のホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました。
「屋根の劣化が気になるけれど、どれくらい費用がかかるのか不安…」というご相談でしたが、この工事にはこのぐらい費用が掛かるなど細かいご提案をし、ご納得いただいた上でご契約となりました。
今回の現地調査では、屋根の材質や劣化状況を詳細にチェックしました。
特に、風の影響を受けやすい棟板金(屋根にある鉄の部分)の浮きや固定状態の確認に重点を置いて調査を実施。
普段は目視しづらい屋根の頂部については、高所カメラを使用することで、より正確に状態を把握することができました📸
その結果、棟板金の一部に浮きが見られ、釘の固定力も弱まっていることが判明。
このまま放置すると、風による飛散や雨水の浸入リスクが高まるため、早期の交換対応が必要な状態でした。
棟板金の交換や屋根の補修作業を安全かつ確実に行うために、まずは仮設足場を設置しました。
足場の設置は、作業員の安全確保はもちろん、建物への傷や塗料の飛散を防ぐうえでも欠かせない工程です。
今回は建物の構造や周辺環境にも配慮し、住まわれている方や近隣の方の動線を妨げないよう計画的に設置しました。
足場の組み立てが完了したら、各所の安全確認を行い、いよいよ本格的な屋根補修・屋根塗装工事のスタートです👷♂️✨
足場の設置が完了したら、次に行うのが高圧洗浄作業です。
屋根には、長年の雨風や日光にさらされることで、ホコリ・汚れ・古い塗膜・カビ・藻などが蓄積しています。
こうした不純物を残したまま塗装をしてしまうと、塗料の密着不良や早期の剥がれにつながるリスクがあるため、しっかりと洗い流す必要があります。
今回は高圧洗浄機を使用して、屋根のすみずみまで丁寧に洗浄し、塗装の土台となる下地を万全に整えました🧼✨
屋根の洗浄時、濡れた屋根は非常に滑りやすくなりますので細心の注意をし施工をしています。
スレート屋根の塗装では、**「縁切り」**と呼ばれる処理が欠かせません。
これは、塗装によって屋根材の隙間がふさがってしまい、雨水がうまく排出されず内部にたまることを防ぐためのものです。
今回は、塗膜の縁切り効果を確実に得るために、**専用部材「タスペーサー」**を屋根材の間に挿入。
これにより、
雨水の通り道を確保し、屋根内部の腐食や雨漏りのリスクを軽減
屋根材の下に湿気がこもらないようにして、通気性を向上
塗装後も美しい仕上がりを維持
といった効果が得られます。
勾配が緩やかな屋根ほど雨水が抜けにくくなるため、必ず施工している大切な工程です。
調査の結果、屋根の頂部に取り付けられている**棟板金(むねばんきん)が浮いており、内部の固定力も弱まっていました。
また、板金の下地となる貫板(ぬきいた)**には腐食も確認されていたため、下地ごと交換する必要がある状態でした。
そこで今回は、
既存の棟板金と貫板をすべて撤去
新しい木製または樹脂製の貫板を取り付け
新しい板金をステンレスビスでしっかり固定
という流れで、下地からの復旧工事を実施しました。
棟板金は、風の影響を最も受けやすい部分。
適切な下地処理と確実な固定により、今後の台風や強風でも安心して過ごせる屋根となりました。
新しく取り付けた棟板金のつなぎ目(ジョイント部)や、ビス・釘の頭には、シーリング材を丁寧に充填しました。
こうした細部の処理は見落とされがちですが、
実は雨水の侵入口になりやすい重要なポイントです。
シーリングによってわずかな隙間をふさぐことで、
板金内部への浸水を防ぎ、下地の腐食や雨漏りのリスクを軽減することができます。
見えない部分ほど丁寧に――
弊社では、将来的なトラブルを防ぐための一手間を惜しみません💪
屋根材の劣化が進んでいる場合、塗料の吸い込みに差が出ることがあります。
そのため、下塗りは必ず2回に分けて施工しています。
1回目で下地に塗料を浸透させ、
2回目で表面をしっかりと均一に整えることで、
その後に塗る上塗り材がムラなく密着し、塗膜の剥がれや劣化を防ぐ効果が高まります。
弊社では、すべての屋根塗装工事において下塗り2回を標準仕様として採用し、
長持ちする塗膜を実現しています。
屋根の頂部を保護する棟板金(むねばんきん)は、風雨や紫外線の影響を強く受けるため、
しっかりとした防サビ処理が重要です。
今回の工事では、**金属部のケレン(汚れ・サビの除去)**を丁寧に行ったうえで、
サビ止め塗料をしっかりと塗布しました。
これにより、将来的なサビの発生を防ぎ、屋根全体の耐久性と美観を長持ちさせることができます。
仕上げの上塗りには、紫外線や雨風に強い高耐候塗料を使用。
1回目の塗装でしっかりとベースを作り、2回目で塗膜に厚みと均一性を持たせることで、
ムラのない美しい外観に仕上げました。
また、塗膜に十分な厚みを持たせることで、長期にわたる防水性と耐久性も向上。
見た目だけでなく、建物の保護という面でも万全の仕上がりとなっています。
棟板金の浮きや釘の緩みといった症状は、放置すると雨漏りの原因になる重要な劣化サインです。
今回は、下地からしっかりと補修し、塗装まで丁寧に仕上げることで、
屋根の耐久性と美観を取り戻しました✨
「屋根の色が褪せてきた…」
「板金の釘が浮いているかも?」
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