こんにちは、街の屋根屋さん土浦店です。前回まで、屋根の補修と、瓦屋根の棟の取直し、ベランダの補修、木でできたベランダの天板の交換を終え、いよいよ塗装工事に入ります。
塗装工事に入る前に下処理の様子を今回はご紹介したいと思います。まず初めに、破風板と言われる部分と雨どいと言われる部分にペーパーを当てていきます。
なぜペーパーを当てるの？ということなのですが、実はわざと傷をつけています。
家に傷をつけないで！と言いたいところですが。このペーパーを当てて細かい傷をつけることにより、塗料の密着が、格段に良くなります。これをやらないことで雨樋の塗料が剥がれているとか、破風板がポロポロと剥がれているというのを、さんざん見てきました。
弊社ではちょっとしたことですが、このような下処理を入念に行います。

ペーパーを当て終わった後、高圧洗浄に移ります。今回は、お客様のご要望がこの模様を残したいということなので高圧洗浄の圧を下げて行います。
しかし、下げてやってしまうと汚れが落ちない可能性がありますのでバイオクリーナーを入れてバイオ洗浄行いました。こうすることにより、藻、コケなどが浮き上がり、汚れが落ちやすくなります。
また、今回の外壁材は手で触ってもポロポロと落ちてしまうため、あまり近くで当ててしまうと外壁が剥がれてしまう恐れがあります。なので、その辺を注意しながら高圧洗浄行いました。
以下お客様とのやりとりです。
お客様「すごい綺麗になったね。」
平間「ありがとうございます。しかし、外壁が劣化しているため、どうしても若干は砂が落ちてしまいます。ここだけはご了承ください。」
お客様「本当はもっと早めにやったほうがよかったんだよね。でも全然綺麗になってるので。大丈夫です。ありがとうございます。」
平間「今回、バイオ洗浄を行ないましたので壁の中に？水がだいぶ溜まっていると思います。二三日乾かせていただいてから塗装の工程に入らせていただきます。よろしくお願いします。」
外壁が傷んでいると、高圧洗浄も注意が必要です。

以上で今回の、外壁塗装工事前の下処理の様子のご紹介を終わりにします。