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土浦市でマンション修繕工事。屋上防水の通気緩衝工法を実施！防水層の膨れを防ぐ湿気対策

築25年マンション屋上防水工事！湿気対策には通気緩衝工法を

土浦市のみなさまこんにちは！
街の屋根やさん土浦店です。

今日の現場ブログも引き続き、土浦市マンション屋上の防水工事の様子をお届けしていきます！
前回、土浦市のマンション屋上で徹底した下地調整が完了したまでの様子をご紹介しました。
（補修・下地調整の詳しい様子はこちら≫≫土浦市でマンション屋上の防水工事開始！経年劣化でカチカチになった目地の補修と下地調整）

そしていよいよ新しい防水層を構築する作業に移ります✊
今回採用したのは、マンションやビルなどの大規模な屋上で特に推奨される「通気緩衝工法」です💡
この工法は、下地の湿気対策に優れており、防水層の寿命を大きく左右します。

なぜ「通気緩衝シート」が必要なのか？

実は屋上の下地には、目視ではわからない湿気が溜まっていることが非常に多いんです😨💦
この湿気は、日中の太陽光で温められると水蒸気となり、上昇しようとします。
もし防水層が下地に密着している「密着工法」の場合、この水蒸気の逃げ場がなくなり、防水層を風船のように押し上げてしまう、いわゆる「膨れ」が発生してしまいます⚠
膨れが一度発生すると、その部分の防水層が破れやすくなり、雨漏りの原因となってしまいます☔
特に今回のように赤外線診断で湿気が確認された場合は、通気工法の採用をおすすめしています☝
通気緩衝シートは、この湿気を効率的に逃がすための仕組みを備えています◎
シート自体がクッションの役割を果たし、下地と防水層の間に「通気層」を作り出すことで、下地から発生した水蒸気をこの層内に集めることができます👌

通気緩衝シートの丁寧な貼り付け

下地調整が完了した屋上に、通気緩衝シートを丁寧に貼り付けていきます！
シートとシートの継ぎ目が重なりすぎないよう、規定の幅を厳守し、シワやたるみができないように隅々までしっかりと密着させます。
この段階でシートに不備があると、通気層が機能しなくなってしまうため、細心の注意を払って作業を進めました。

シートとシートの重なり部分にはジョイントテープを貼り付け隙間ができないようにします。

▲圧着作業の様子

さらに、立ち上がり部分にはシーリング材を充填、しっかり均して隙間からの水の侵入を防止します✊

湿気を屋根の外へ！脱気筒の設置

通気緩衝シートで集められた水蒸気を、屋根の外へと排出するための装置が「脱気筒（だっきとう）」です。まるで屋根の換気扇のような役割を果たし、常に防水層の下を乾燥した状態に保つことで、防水層の膨れを根本から防止します。
脱気筒は、屋上の広さに応じて適切な数と配置場所を計算し、設置していきます☝

土台をしっかりと固定し、通気層と脱気筒の穴が確実に繋がっていることを確認しながら、慎重に設置を進めました👷🏻
この脱気筒があることで、これから塗布するウレタン防水層は、下地の湿気に左右されることなく、高い耐久性を維持できるようになります✊
これで、防水層を塗布するための下準備が全て整いました✨

次回はいよいよ、ウレタン防水材の塗布と仕上げの工程です💡

街の屋根やさん土浦店では無料で現地調査・お見積りを行っています☆彡
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