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土浦市の保育園で雨漏りを調査！見逃しがちな3つの原因を散水調査で徹底解明

土浦市にある保育園のご担当者様から、「屋根と外壁の塗装を検討しているので一度見てもらえませんか？」とご相談をいただいたのが今回の調査のはじまりです🏫🔍

園舎全体の経年劣化を心配されてのご依頼でしたが、現地で確認を進めていく中で、外部階段まわりに雨漏りの兆候があることが判明しました😯

特にその場所は、園児や職員の避難経路としても使われている大切な通路。
安全性を最優先に、まずは雨漏りの原因をしっかり調べることが最重要と判断し、「散水調査」を行うことになりました⛲️

散水調査で雨漏りの再現！目視と赤外線で原因を特定

散水調査とは、実際にホースなどで水をかけて、雨が降った状態を人工的に再現し、雨水の侵入箇所を探る調査方法です🔎

今回の保育園では、外部階段の踊り場付近に水をかけ、室内側では赤外線カメラを使って内部の温度変化をチェックしました。

雨漏りが起きていれば、侵入した水のせいで建物の一部が冷たくなり、その部分が青く表示されるため、目では見えない雨水の経路を“見える化”できるのです🚿📸

調査の結果、屋根の下層を通って軒天や壁面にまで水が回っていることがわかり、通常とは異なる雨水の流れが確認されました。
これは、単なる老朽化ではなく、構造や納まりに問題がある可能性を示していました。

雨漏り原因①：水切り板金がなかった

最初に見つかった原因は、屋根と外壁が接する「取り合い部分」に本来あるべき水切り板金が設置されていなかったことです。

水切り板金とは、雨水が建物内部に入り込まないよう、外へと逃がすための金属板のこと。
この部材がないと、外壁に当たった雨水が屋根の下に入り込み、防水シートを超えて室内まで到達してしまいます☔

見た目にはわからない場所だからこそ、設計段階や過去の工事で見落とされていた可能性がありました。

雨漏り原因②：踊り場の下に構造的な隙間

次に発見されたのは、外部階段の踊り場の下にあった構造的な隙間です。
通常の雨ではあまり問題にならないのですが、風をともなう横殴りの雨のときには、この隙間から雨水が吹き込んでしまう状態でした。

このような場所は、図面や外観からでは判断できないことも多く、実際に水をかけてみてはじめて分かることが少なくありません。

雨漏り原因③：板金の歪み

最後に確認されたのは、外部階段の保護のために取り付けられていた板金のわずかな浮きでした。
経年劣化やわずかな歪みによって隙間が生まれ、そこから雨水が侵入していたのです。
肉眼では気づきにくい小さな隙間でも、散水調査によってピンポイントで水の入り込みを確認することができました。

見逃しやすい雨漏り原因を「見える化」することの大切さ

今回の保育園のように、雨漏りの原因が複数あるケースでは、表面だけを見ただけでは特定が難しいことが多くあります💣️

散水調査や赤外線カメラを活用することで、目には見えない水の流れを可視化し、必要な部分にだけ的確な修理を行うことが可能になります。

雨漏り修理というと、どうしても「どこか怪しいところをとりあえず塞ぐ」というイメージを持たれがちですが、間違った場所を塞ぐと水の逃げ道がなくなり、かえって別の箇所から漏れ出すこともあります🌊

だからこそ、原因の正確な特定と、構造に合った修理方法の選定が重要なのです🕵️☔

予算と相談も可能、適切な施工で雨漏りを止めていきます！

今回の雨漏り修理では、予算や施設の運用にも配慮しながら、適切な防水処理を実施しました。

雨漏りの再発を防ぐ最も確実な方法は、「とりあえず塞ぐ」ではなく、「なぜそこから漏れたのか」を突き止めることです。

公共施設や商業施設など、安全性が求められる建物であればなおさら、構造と水の動きを理解したうえでの調査と対策が不可欠です。

「前に修理したのにまた漏れてきた😢」「どこが原因なのか分からない😥」といったお悩みがある方は、ぜひ一度、散水調査“見える調査”を検討してみてください。

雨漏り修理は霞美装へ、原因を特定するところからしっかりサポートいたします☺️