
2025.04.29
耐震性も向上!棟積み直し工事で屋根全体の耐久性アップ! 石岡市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん土浦店です。今回はセメント瓦屋根のアパートで施工した棟積み直し工事の様子をご紹介します! 以前の台風で棟瓦にズレが生じており、雨漏りや更なる被害の拡大が懸念される状況だった石岡市の…

「1階の和室の天井に、濡れたような跡が出てきてしまって…雨漏りかもしれません」
石岡市にお住まいのお客様から、こんなご連絡をいただきました。
早速、現地にお伺いして室内の状態を確認すると、確かに天井に雨染みが…☔
「ベランダの下にある部屋なんですけど、そこから漏ってるんですかね?」と不安そうなご様子でしたので、すぐに外回りの調査に移りました。
外に出てベランダを見てみると、防水層にひび割れがあるのが確認できました。
さらに、高所カメラで屋根を撮影してみると、棟の鬼瓦まわりが劣化している様子も映っていました。
「こんなところも関係してくるんですね…」とお客様。
加えて、ちょうどその真下の軒天にも雨染みが出ており、雨水がどこかから入り込んで下へ伝っている様子です。
「見た目だけでは判断が難しいですね。散水調査をして、確実な原因を突き止めましょう」
そうご提案すると、「その方が安心できますね」とお客様も納得され、仮設足場を設置して調査開始となりました。
ホースで各所に水をかけて反応を見たところ…
外部コンセント付近からの漏水
ベランダ防水の亀裂からの浸水
サッシまわりからの水の侵入
と、3か所からの漏水が重なっていたことが判明しました。
原因が特定できたことで、補修工事のご提案を作成。
するとお客様から…
「足場代がもったいないから、ついでに外壁塗装もお願いできますか?」
というお申し出がありました😊
改めて外壁塗装込みのお見積もりを作成し、ご契約をいただきました。
工事ではまず、高圧洗浄で汚れをしっかり落とし、漏水していた箇所をシーリング材で補修。
外壁は、耐候性のある塗料で丁寧に下塗り→中塗り→上塗りの3工程。
防水層の亀裂は補修したうえでトップコートを再施工して、しっかりと防水性を回復させました💪
今回の工事では、劣化が進んでいた軒天(のきてん)を一部張り替えたうえで、塗装を行いました。
古い軒天材は浮きや剥がれが見られたため、新しいボードに張り替えてから塗装を行うことで、仕上がりの美しさと耐久性を両立しています。
さらに、防カビ性のある専用塗料を使用し、湿気の多い軒天部でも長く安心して使えるよう配慮しました😊
工事完了後、念のため再び散水調査を行い、施工箇所からの再漏水が一切ないことを確認。
「これでもう、雨が降っても安心ですね!」とお客様にご報告したところ…
「実は、雨の日が来るたびに不安だったんです。今回しっかり調べてもらって、ここまで丁寧にやってもらえて本当によかったです」
と、晴れやかな笑顔でお話しいただきました😊
雨漏りというのは、建物のトラブルの中でも精神的なストレスが大きいもの。
今回のように調査から補修、再確認まで一貫して対応することで、お客様の暮らしの安心に直接つながることを改めて実感しました。
今回の工事を終えた後、お客様にご感想を伺いました。
とくに雨漏りという見えないトラブルに対して、しっかりと調査を重ねたことが、安心感につながったようです。
「最初は“ちょっとしたシミ”くらいに思っていたんですが、どこが原因か分からないまま放っておくのは不安で…。
散水調査や屋根の点検で、“見えない場所も一緒に確認してもらえる”のが本当に心強かったです。
途中で外壁塗装の相談をした時もすぐに対応してくださって、こちらの都合に柔軟に合わせてくれて助かりました。」
最後には「また何かあったら、次もお願いしたいです!」とうれしいお言葉までいただきました。
こうしたお声をいただけるのが、私たち職人にとって最大の励みです😊
【軒天】:雨染みで黒ずんでいた木部 → 新しい材料に張り替え+塗装で見違えるほどきれいに!
写真で見比べると、「ここまで変わるのか」と驚かれる方も多いです。
施工中の写真もデータでお渡し可能ですので、「どこをどう直したのか」も一目でご確認いただけます。
散水調査とは、ホースなどで人工的に雨と同じ状況を再現し、どこから水が侵入してくるかを見極める調査方法です。
今回のように複数箇所が怪しい場合、1か所ずつ順番に水をかけて変化を見ることで、原因を正確に突き止めることができます。
目視や赤外線調査だけでは特定できない漏水にも対応できる、プロの技術が必要な調査方法です。
住宅のベランダに多く使われている「FRP防水」や「ウレタン防水」は、
一般的に10~15年程度で再施工が必要になると言われています。
ただし、紫外線や風雨の影響を強く受けるため、見た目に異常がなくても中の層が傷んでいるケースも。
トップコートだけの再施工で済むうちにメンテナンスすることで、
大掛かりな工事にならずに済むこともあります💡
「どうせ足場を建てるなら一緒にやった方がいいですか?」とよく聞かれますが、
結論から言うと 「はい、絶対にお得です」。
足場の費用は住宅の大きさにもよりますが10〜20万円前後かかることも多く、
単体で建てると割高になります。
今回のように雨漏り補修と一緒に外壁塗装を行えば、足場費用を1回で済ませることができるため、
費用対効果の高いメンテナンスとなります。
今回のように、「最初は小さなシミ」「気づいたら広がっていた」というケースは本当に多くあります。
特にベランダ・サッシ・コンセントまわりなどは、家の外と中が接する“弱点”になりやすい場所です。
だからこそ、放置せず早めに点検することが、大きな修理にならないためのコツになります。
霞美装では、高所カメラ・赤外線カメラ・散水調査などを活用し、目に見えない劣化も徹底的に調べた上でご提案をしています。
「ちょっと気になるかも」「最近シミが出てきた…」そんな方は、まずは無料の点検・相談をご利用ください☺️
どんな小さなことでも、ご一緒に原因を見つけ、ベストな対応を考えていきます。
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