
2025.06.27
【外壁塗装】成功の鍵は下準備にあり! かすみがうら市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん土浦店です。今回の現場ブログはかすみがうら市の方よりご依頼頂いた外壁塗装工事~洗浄・養生作業~の様子をご紹介します!外壁塗装と聞くと、色の塗り替えに注目しがちですが、実はその仕上がりを大きく左…

小美玉市にある金融機関の方から、雨漏りについてご相談をいただきました。
「雨がふると、建物の中に水が入ってきてしまうんです。見にきてもらえますか?」
というお話です。
さっそく私たちは、現場にお邪魔して、どこから水がもれているのか調べることにしました🔍
「普通の雨ではもれないんです。でも、風が強く吹いて、正面から雨があたるときだけ水が入るんです。」
この話を聞いて、「外から風に押された雨が、どこかのすき間から入りこんでいるのかも!」と予想できました。
雨漏りは、風向きや雨の強さによって起こり方が変わることがよくあるんです🌧️
本来なら、水をかけながら雨漏りの再現をする「散水調査」を行うところですが、
今回は金融機関様から「建物内を赤外線カメラで歩き回るのは困る」とのご要望がありました。
このような場合は、現場の状況とお客様からのヒアリングを丁寧に行い、過去の施工履歴や雨水の経路を想定しながら、できる限り再現性のある方法で対応していきます。
現地をくわしく調べていくと、建物のてっぺんをぐるっと囲っている笠木(かさぎ:屋上のフチの金属カバー)に、
すき間ができているのを見つけました!
この部分は、本来なら雨水を防ぐためにピッタリ閉じていなければいけない場所です。
ここから水が入りこんでしまうと、中に雨がまわってしまいます💦
さらに建物の外側(外壁)を見ていくと、
細いけれどくっきりとしたクラック(ひび割れ)も発見しました!
このクラックも、強い雨風が打ち付けると水が入りやすくなります。
お客様にも写真をお見せして、
「笠木の修理+外壁のひび補修」のご提案をさせていただきました📷
お客様からは、こんなご希望をいただきました。
「実は数年後にはこの建物を建て替える予定なんです。
だから今回は、100万円以内で、できるだけ確実に直してほしい。」
なるほど!🏠
それならば、
最小限で確実に直す方法
目立たない範囲で費用を抑える方法
この2つを考えたうえで、最適なご提案をすることになりました!
ご要望をふまえ、
笠木の補修
外壁クラックの注入補修
最小限の屋根塗装
このセットでご提案。
お客様にも「それならお願いします!」とご納得いただき、
正式に工事スタートとなりました✨
いよいよ工事がスタート!
まずは建物の一番上にある笠木(かさぎ)を取り外すと――雨漏りの痕がはっきり残っていました。
さらにびっくり😲 本来あるはずの2次防水が施工されていない状態…。
これでは、少しのすき間からでも雨水が入り込んでしまいます💦
今回の雨漏りの主な原因がここにあったことが明確になりました。
こうした見えない部分の不具合は、実際に開けてみないと分からないことも多く、これはリフォーム全般に共通する注意点です。
まずは、シーリング材(すき間をうめるゴムのようなもの)で、すき間をしっかりふさぎます。
その上から、リボール防水(水に強い塗るタイプの防水材)をぬっていきました。
リボール防水は、しなやかで割れにくく、環境にもやさしい塗料です🌎
これで、笠木の下にしっかりとした新しいバリアが完成!
乾燥させたあと、笠木をきちんと元通りに取り付けました🔩
外壁にできたクラック(ひび割れ)には、
スムースエポという液体の特殊な接着剤を中に流し込んで、ひびを内側からしっかり固めました。
この方法なら、
大きく壊さなくてOK
きれいに仕上がる
しっかり雨水を防げる
というメリットがあります😊
作業後、外側からもシーリング材で表面を補修して、さらにガードしました!
今回は、雨漏り修理と一緒に屋根の塗装も行いました。
屋根は、雨や太陽の光(紫外線)を毎日あびているので、定期的な塗り替えがとても大切なんです。
作業の流れは、
高圧洗浄できれいにする🌊
下塗り(屋根に接着剤のような役目)
中塗り(色と厚みをつける)
上塗り(仕上げてピカピカに)
この4ステップを、手をぬかずにしっかり行いました!
すべての工事が終わったら、組んでいた足場を外していきます。
その前に、大事なことをひとつ!
壁や屋根にキズがついていないか?
シーリングや塗装がちゃんと仕上がっているか?
工事でゴミやビス(ねじ)が落ちていないか?
これらを最終チェックします🔍✨
すべて問題なしでした!ピカピカに仕上がりました!
ちょうど工事が終わったあと、
なんとタイミングよく強い雨と風がふきました!
すぐにお客様のところへ様子を見に行くと…
「今回は全然雨漏りしていないです!従業員も喜んでいます!」と笑顔で教えてくれました😊
この一言が、私たちにとっていちばんうれしい瞬間です!
今回の現場は、金融機関が管理する建物。
そのため、セキュリティやプライバシーの関係から📷赤外線カメラの使用ができませんでした🙅♂️
そんな中でも――
👀 現地の丁寧な確認
🗣️ お客様からのヒアリング
🛠️ これまでの経験と建物構造の知識
をフル活用して、散水調査なしでも原因を特定し、補修で雨漏りをストップすることができました!
もちろん、ご予算の中でしっかり対応できたのも大きなポイントです💰✨
今回は調査に制約がある特別なケースだったからこそ、
経験と現場判断で対応できましたが、すべての現場で同じように進められるわけではありません。
多くのケースでは、やはり
📷 赤外線調査や🚿 散水調査による“見える化”が一番確実です!
「調査を省いた方が安く済むかも…?」と思われるかもしれませんが、
原因が特定できなければ、結局は余計な出費や再工事につながるリスクも😥
🏠調査方法や対応内容は、お住まいの状況とご要望に合わせてご提案します!
「雨漏りかも…?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください📞✨
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