HOME
現場ブログ
土浦市・積水ハウスの家の現地調査。勧められた防水は本当に必要？防水チェックから外壁・屋根の点検まで！

こんにちは、街の屋根やさん土浦店・霞美装です🏠

今回は以前社長が紹介している記事を、専門的なことはよくわからないというお客様にも出来る限りわかりやすく書いていく試みです。
よかったら読んでみてくださいね(*´▽｀*)

それでは「土浦市・積水ハウスの家の現地調査。勧められた防水は本当に必要？防水チェックから外壁・屋根の点検まで！」をご紹介していきます！

ハウスメーカーの営業さんにベランダ防水を勧められた

土浦市にお住まいのお客様から「築15年の積水ハウスで建てた家の防水が気になる」というご連絡をいただきました。

お客様のお話によると、積水ハウスの営業さんが訪問し、ベランダの防水工事を勧められたそうです。

ベランダ防水の基本的なメンテナンス期間の目安は、
FRP防水で10～15年、
ウレタン防水で10～12年、
シート防水で15～20年、です。

上記にかかわらず、ご自宅の環境によってもメンテナンス時期は変わってきます。

実際に現地の状態を確認するため、調査に伺いました。

現地のベランダを確認！

土浦市積水ハウス施工のベランダは、FRP防水の上に、タイルを載せていらっしゃいました。

積水ハウスの営業さんは15年点検でいらっしゃったそうです。

タイルをめくって確認をしましたが、防水は特に問題なく、このままあと10年は大丈夫そうでした。

ベランダ防水の劣化原因

防水の劣化の原因は、主に紫外線と雨風によるものです。

今回の土浦市のベランダ防水は、周辺環境+タイルでカバーされていたので、紫外線による劣化が進んでいなかったものと思われます。

タイルは紫外線を遮ってくれますが、タイル下や結合部に汚れが溜まりやすく、雨の後など裏側や隙間に苔やカビが生えやすいというデメリットもあります。

定期的に掃除をして清潔さを保つことが重要となります。

雨漏りも心配！サーモグラフィ調査

雨漏りも心配されていたため、赤外線カメラを使用して表面の状況を詳しく調査しました。

太陽の光が当たっているところは赤と白になっていますね。

青く色の変わっている箇所が温度の低いところです。

雨が降った翌日のため、排水部分の色が低くなっていますが、問題ありません。

全体をみても大きな問題は見られませんでした。

防水工事は見送ることに

積水ハウスの営業さんが15年目の点検で防水を進めるのは、マニュアルに沿った対応なのかもしれませんが、今回は必要ないと判断しました。

このままあと10年は大丈夫そうでしたので、お客様にその旨をお伝えし、今回は防水工事は見送ることになりました。

気にされていた外壁の苔、屋根も調査

外壁にはかなり苔がついていたので、お話を伺うと、お客様は年に1回、ケルヒャーの高圧洗浄機で外壁を洗っているとのこと。

家庭用高圧洗浄をおこなうと汚れが落ちて気持ちがいいですよね。
しかし、塗膜が落ちて外壁を傷める可能性があるので、控えることをお勧めしました。

また、屋根のメンテナンスも15年間していないとのことだったので、高所カメラで屋根を点検したところ、使われていないアンテナが倒れているのと、瓦が割れているのを発見しました。

外壁塗装と屋根瓦の補修・アンテナ撤去をご提案

今回の調査を通じて、外壁塗装と屋根の補修、さらに不要となったアンテナの撤去をご提案いたしました。

屋根や外壁の状態を定期的に点検し、早めに対応することで、建物を長持ちさせ、雨漏りやその他の大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

定期点検は雨漏りを防ぐためにも大切です。

どこに頼んだらいいかわからないという場合は、お気軽に街の屋根やさん土浦店・霞美装までご相談くださいね(*´▽｀*)