2025.06.05
雨漏り修理も兼ねた葺き直し工事で屋根の耐久性もアップ! かすみがうら市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん土浦店です。今回の現場ブログは築38年の瓦屋根住宅で実施した葺き直し工事の様子をお届けします☆彡雨漏りが発生していたお客様宅。雨漏りの原因となった防水紙の劣化も、新しい改質ア…

土浦市のお客様より、
「和室の天井から雨漏りしているので見てもらいたい」
とのご連絡をいただきました。
前にも雨漏りしていて、知り合いの大工さんに頼んでいたんだけれど、大工さんが、年で引退してしまって頼むところを探しているのとのこと。
このように頼むところがなくなるとお客さんは一気に不安になりますね。
また、和室は湿気に弱く、雨漏りが続くと
天井が落ちる・カビが生える・柱が腐る
などの深刻なトラブルが起こりやすい場所です。
早速現地調査に伺いました。





屋根に上がる前に、安全面を考慮して 高所カメラ を使用して屋根の状況を確認しました。
すると…
谷板金(雨水を流すための屋根の谷部分)に木の枝や落ち葉が溜まり、雨水が正常に流れなくなっていました。
雨水はただ上から下へ流れるだけではありません。
「毛細管現象」という現象により、
狭い隙間に雨水が吸い上げられるように逆流することがあります。
今回も、
✔ 谷に木が詰まって水が溜まる
✔ 瓦の隙間に水が吸い込まれる
✔ 和室の天井へ雨が回り込む
という悪循環が起きていました。
調査結果を踏まえ、次の工事をご提案しました。
瓦をいったん外して防水シートを貼り直す
谷板金(谷どい)を新しいものに交換
詰まりが起きても雨漏りしにくい構造へ改善
状態を写真で説明すると、お客様も
「ずっと原因が分からず困っていたので助かった」
とご納得いただき、工事を開始しました。
瓦の下は長年の湿気と汚れで劣化していたため、
雨漏りが起こっても不思議ではない状態でした。
屋根の防水の要となるルーフィング(防水シート)を
新しいものに全面貼り替え。
これにより、
瓦の隙間から水が入っても、
内部へ浸水しにくい強い屋根になります。
また、防水シートは3重構造にしてどこからも水が入らないようにしました
谷部分は雨水がもっとも集まる場所のため、
劣化しやすく雨漏りポイントとして非常に多い箇所です。
今回は、
✔ サビに強い
✔ 水が流れやすい形状
✔ 長寿命
の新しい谷板金に交換し、再発防止を徹底しました。
ズレを調整しながら瓦をきれいに戻し、
固定もしっかり行いました。
谷まわりの清掃も徹底し、
木が詰まっても雨漏りしにくい構造に改善しています。
今回の工事により、
・防水シートが新しくなり雨に強くなった
・谷板金の交換で水はけが改善
・毛細管現象による逆流も起こりにくくなった
と、雨漏りリスクが大きく下がりました。
お客様からも
「長い間悩んでいた雨漏りが解決して安心した」
と嬉しいお言葉をいただきました😊
和室の天井から雨漏り
高所カメラで谷部分の木の詰まりを確認
毛細管現象で雨水が逆流していた
防水シート貼り直し+谷板金交換
雨漏りしにくい強い屋根に改善
毛細管現象は目視では原因が分かりにくく、
高所カメラと専門的な判断が必要です。
土浦市・かすみがうら市・石岡市周辺で
雨漏りにお困りの際は、ぜひお任せください!
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